運営:齋藤法律事務所（広島弁護士会）
広島県広島市中区上幟町3-24パークビル404号
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相談者

被相続人との関係：本人
争点：遺言書作成

弁護士へ相談にいたった背景

依頼者は複数の不動産と預貯金をお持ちでした。

相続人としてお子さんが３名いらっしゃいましたが、二男が多額の借金を作り、依頼者が二男に贈与した金額で二男が借金を清算したという出来事がありました。また、長男は同居して世話をしてくれているので、居住する不動産を長男に遺したいという想いがありました。

このような想いを実現するために、当事務所に遺言書の作成をご依頼頂きました。

弁護士の関わり

受任後、依頼者の親族関係と財産の調査を行いました。

その後、依頼者の話を聞きながら、財産の分け方を検討していきました。遺言の本文以外にも、付言として、依頼者が二男に贈与した金額やその経緯も記載することにしました。

また、遺言書を公正証書遺言にするために公証人役場と協議しました。
公正証書作成の当日には、証人として遺言書作成に立ち会いました。

弁護士が代理人になった結果

二男への生前贈与を考慮して、遺留分にも配慮した遺言書を作成することが出来ました。付言事項に二男への生前贈与金額を記載することで、将来二男が遺留分について争うことの予防が期待できます。

所感

弁護士が遺言書を作成することで、将来紛争になりそうなポイントを押さえながら、できる限り依頼者の想いを実現する遺言書が作成出来ます。遺言書を確実なものとするためには、弁護士に相談されることをお勧めします。

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